2011年02月13日

スコティッシュフォールドという猫種

今日はちょっと純血種についてのお話。


あかりは「スコティッシュフォールド」という猫種です。
近くのペットショップで買いました。
母猫ときょうだい3匹でケージに入れられていました。
今考えるととても問題のある展示法ですが、
その頃はまだペット業界の現実を知りませんでした。


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純血種には固有の遺伝性疾患があるということは知っていたので、
あかりを迎えるにあたってスコの特徴や遺伝性疾患についても一通り調べました。
そこに書いてあったのは「骨(軟骨)の形成不全」「心臓病」などのリスクでした。


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でも、母猫もあかり達きょうだいもみんな健康に見えたので
大丈夫だろうと軽く考えて迎えることにしました。


IMG_2992.jpg


その後、色々な猫ブログを見ているうちにペット産業の闇を知るようになりました。


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これはペット屋さんがくれた、あかりときょうだいの赤ちゃんの頃の写真です。
右端のコだけ耳が立っているのがわかりますか?
この子は耳が立っているというだけで6万円安く売られていました。
つまり、ブリーダーやペット屋さんは立ち耳の子が多く産まれるほど儲からないのです。


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本来、スコ同士の交配では骨の形成不全が出やすいので、アメリカンショートヘアー(アメショー)やブリティッシュショートヘアー(ブリショー)と交配するのが正しいとされています。
でも、その交配では折れ耳が生まれる確率は50%以下になるそうです。
それでは儲けが少なくなるので、スコの折れ耳と立ち耳をかけ合わせる交配が今の日本では主流のようです。


IMG_2997.jpg

しかし、ひどいブリーダーでは折れ耳同士の交配を行っているそうです。
折れ耳同士だと折れ耳の子が生まれる確率は75%になるそうです。
でも、骨の形成不全が出る確率も跳ね上がります。
その結果、ちゃんと育たず死んでしまう子や、奇形で売り物にならないからと処分される子がいるのです。


あかりをはじめ、日本のスコたちの後ろにはそういう影があるのです。
今、スコティッシュフォールドは「流行って」いるそうです。
これからスコを飼いたいと思っている方は、ペットショップに並んでいるかわいい子のきょうだいが人間の欲望の末、殺されているかもしれないということを忘れないでください。
健康に見えても心疾患や骨の形成不全が隠れているかもしれないことを忘れないでください。


無理な繁殖の末に犠牲になった子は「純情仔猫物語」さんのKAZUさんが保護なさっています。
人間の欲望のせいで苦痛を背負って生きていかなければならない国ちゃんを見ていると土下座して謝りたくなります。それでも全然足りないでしょう。


私もその罪に加担したのだということを深く肝に銘じて
せめて、あかりが辛い思いをすることがないよう日々見守ってゆこうと思います。



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いのちつないだ・ワンニャン写真コンテスト」入賞作品展

2011年2月22日(火)〜2月27日(日)9:00〜17:00
(22日は10:00から、27日は16:00まで)
奈良県生駒市の「南コミュニティーセンターせせらぎ」1階ギャラリー
(近鉄王子線南生駒駅徒歩5分。駐車場あり。)

皆さん見に来てくださいね〜揺れるハート
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【あかりの最新記事】
ニックネーム DREAM at 23:46| Comment(4) | あかり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、えriと申します。
私も今現在スコティッシュフォールドの3匹と、
野良ちゃん出身のチャトラさんの4匹と一緒に暮らしています。
うちのスコ2匹も来た当初はとても元気な仔猫でなんの障害も無いと思っていましたが2ヶ月、3ヶ月と経つうちに足が大きくなっていることに気づき、その時初めて奇形であることがわかりました。かわいそうなほど変形した足は今現在すごくねじれてしまい爪も巻いて肉に突き刺さることもあります
このような仔が今後生まれないことを願いたいです。それに野良ちゃんがいなくなることも。。。
Posted by えriとセナ at 2011年02月15日 00:30
>えriとセナさん
はじめまして!
やはり、障害の出る子が産まれているんですね。
さぞお辛いこととお察しします。
でも、障害が出ても大事にしてくださるえriさんのような方の元に来たことは、
猫さん達にとってはよかったですね。

障害が出るのは人間のエゴのせいなのに、
一番苦しむのはその猫さんなんですもんね。理不尽です。
繁殖業者を認可制にして厳しいガイドラインを作ることを望みます。
Posted by DREAM at 2011年02月15日 22:06
お返事ありがとうございます。
うちの仔達はペットショップで購入しましたので、この奇形のことをお店に言うと交換という形で対応し、この仔達は処分されるのです。恐ろしい話ですよね。この命は"物"なのかと。。。
このようなことがまかり通っていることがおかしいと思うのですが、悲しいかなこの現実があることがとても悔しいです。
でもたくさんの方達が小さな命のために一生懸命いろんな活動し、このような悲しい悲劇や野良ちゃんの住む環境が良くなるようにがんばっておられるので近いうちに良い結果が出ると信じています。また遊びに来ますね。
それとリンクを貼らせていただきたいのですがよろしいでしょうか?
Posted by えriとセナ at 2011年02月15日 23:14
>えriとセナさん

「交換」できる命なんてあるわけないのにね(怒)
日本も早く動物は「物」ではなく「命」であるという考えが常識になってほしいです。
そんな日本にするために小さな一歩をこれからも積み重ねていこうと思っています。

リンクはフリーですのでいくらでも貼ってくださいませ^^
Posted by DREAM at 2011年02月16日 22:30