2011年02月13日

スコティッシュフォールドという猫種

今日はちょっと純血種についてのお話。


あかりは「スコティッシュフォールド」という猫種です。
近くのペットショップで買いました。
母猫ときょうだい3匹でケージに入れられていました。
今考えるととても問題のある展示法ですが、
その頃はまだペット業界の現実を知りませんでした。


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純血種には固有の遺伝性疾患があるということは知っていたので、
あかりを迎えるにあたってスコの特徴や遺伝性疾患についても一通り調べました。
そこに書いてあったのは「骨(軟骨)の形成不全」「心臓病」などのリスクでした。


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でも、母猫もあかり達きょうだいもみんな健康に見えたので
大丈夫だろうと軽く考えて迎えることにしました。


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その後、色々な猫ブログを見ているうちにペット産業の闇を知るようになりました。


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これはペット屋さんがくれた、あかりときょうだいの赤ちゃんの頃の写真です。
右端のコだけ耳が立っているのがわかりますか?
この子は耳が立っているというだけで6万円安く売られていました。
つまり、ブリーダーやペット屋さんは立ち耳の子が多く産まれるほど儲からないのです。


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本来、スコ同士の交配では骨の形成不全が出やすいので、アメリカンショートヘアー(アメショー)やブリティッシュショートヘアー(ブリショー)と交配するのが正しいとされています。
でも、その交配では折れ耳が生まれる確率は50%以下になるそうです。
それでは儲けが少なくなるので、スコの折れ耳と立ち耳をかけ合わせる交配が今の日本では主流のようです。


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しかし、ひどいブリーダーでは折れ耳同士の交配を行っているそうです。
折れ耳同士だと折れ耳の子が生まれる確率は75%になるそうです。
でも、骨の形成不全が出る確率も跳ね上がります。
その結果、ちゃんと育たず死んでしまう子や、奇形で売り物にならないからと処分される子がいるのです。


あかりをはじめ、日本のスコたちの後ろにはそういう影があるのです。
今、スコティッシュフォールドは「流行って」いるそうです。
これからスコを飼いたいと思っている方は、ペットショップに並んでいるかわいい子のきょうだいが人間の欲望の末、殺されているかもしれないということを忘れないでください。
健康に見えても心疾患や骨の形成不全が隠れているかもしれないことを忘れないでください。


無理な繁殖の末に犠牲になった子は「純情仔猫物語」さんのKAZUさんが保護なさっています。
人間の欲望のせいで苦痛を背負って生きていかなければならない国ちゃんを見ていると土下座して謝りたくなります。それでも全然足りないでしょう。


私もその罪に加担したのだということを深く肝に銘じて
せめて、あかりが辛い思いをすることがないよう日々見守ってゆこうと思います。



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いのちつないだ・ワンニャン写真コンテスト」入賞作品展

2011年2月22日(火)〜2月27日(日)9:00〜17:00
(22日は10:00から、27日は16:00まで)
奈良県生駒市の「南コミュニティーセンターせせらぎ」1階ギャラリー
(近鉄王子線南生駒駅徒歩5分。駐車場あり。)

皆さん見に来てくださいね〜揺れるハート
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ニックネーム DREAM at 23:46| Comment(4) | あかり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする